Skip to content

ASISデータをインポートする

TIP

ASISインポートを使うと、現状(AS-IS)のサプライチェーンを結果データとして取り込み、最適化結果と比較できます。ネットワーク最適化では輸送フロー、在庫最適化では保有している安全在庫を取り込みます。

ASISインポートとは

ASISインポートは、すでに入力データをインポート済みのシナリオに対して、現状やっていることを結果として登録する機能です。最適化後の姿と現状の姿を同じ画面で横並びに比較できます。

モジュール取り込むもの比較できる場所
ネットワーク最適化現状の輸送フロー実績とオープン施設Analytics、Maps
在庫最適化ロケーション × 製品ごとの保有安全在庫Comparison、Analysis、Results

以降はネットワーク最適化の手順です。在庫最適化については在庫最適化のASISインポートを参照してください。

事前条件

ASISインポートを行うには、対象シナリオに対して通常のデータインポートが完了している必要があります。ロケーション・製品・輸送モードのマスタデータが登録されていない場合はエラーになります。

通常のデータインポート手順については セットアップガイド を、Excelファイルのフォーマット詳細については Excelファイルフォーマット を参照してください。

サンプルファイル用途
example-import.xlsx通常インポート用サンプル — まずこちらでマスタデータを登録します
example-asis-import.xlsxASISインポート用サンプル — 通常インポート完了後に使用します

インポート手順

  1. Data タブを開きます。
  2. 画面左側のメニューから Upload ASIS data をクリックします。
  3. CHOOSE FILE を押して ASIS フローデータの Excel ファイルを選択し、Import をクリックします。

TIP

サンプル ASIS Excel ファイルをダウンロードして、入力データの作成にご利用ください。

Excelファイルフォーマット

ASIS インポートファイルは FlowsOpened Facilities の 2 シートで構成されます。どちらのシートも 1 行目をヘッダーとして認識し、2 行目以降がデータ行になります。

Flows シート

カラム必須説明
FromString-必須輸送元ロケーション名(登録済みの Locations.name と一致する必要があります)
ToString-必須輸送先ロケーション名(登録済みの Locations.name と一致する必要があります)
ProductString-必須製品名(登録済みの Products.name と一致する必要があります)
ModeString-必須輸送モード名(登録済みの Transportation Modes.name と一致する必要があります)
FlowFloat-必須輸送フロー量(0 以上の数値)
Flow UnitProductUnitpcs必須フロー量の単位

Opened Facilities シート

カラム必須説明
FacilityString-必須ASIS ネットワークでオープンしている施設名(登録済みの Facilities.name と一致する必要があります)

入力制約

  • FromToProductMode はすべて、対象シナリオに登録済みのマスタ名と一致する必要があります。
  • (From, To, Product, Mode) の組み合わせが重複している行はエラーになります。
  • Flow は 0 以上の数値を指定してください。負の値はエラーになります。
  • オープン施設は Opened Facilities シートから取得され、Flows シートに登場する施設からは推定されません。
  • 非ゼロのフローがある施設は Opened Facilities に記載する必要があります。登録済みマスタデータで Include の施設は常にオープンとして扱われます。
  • バックエンドでフロー保存量(Flow Conservation)やサプライヤ供給上限などの整合性チェックも行われます。

通常インポートとの違い

項目通常インポートASISインポート
目的ネットワーク構成・コスト・制約の登録現状フロー実績の登録
シート数20 シート以上2 シート
前提条件なし通常インポート済みであること
結果の扱い最適化実行後に結果生成インポート時に直接結果として登録

在庫最適化のASISインポート

いま実際に持っている安全在庫を取り込んで在庫最適化の結果として登録し、最適化結果と比較できます。

事前条件

対象の在庫最適化シナリオで通常のデータインポートが完了している必要があります。ネットワーク最適化の ASISインポートと同じ前提です。

サンプルファイル用途
example-import-inventory-optimization.xlsx通常インポート用サンプル — まずこちらを使います
example-asis-import-inventory-optimization.xlsxASISインポート用サンプル — 通常インポート完了後に使用します

インポート手順

  1. Inventory Optimization → Data タブを開き、対象シナリオを選択します。
  2. 画面左側のメニューから Upload ASIS data をクリックします。
  3. Excel ファイルを選択して Import をクリックします。

最適化実行と同じくジョブとして処理されます。完了すると、取り込んだ結果が ResultsAnalysisComparison の各タブで他の結果と同じように扱えます。

Excelファイルフォーマット

Safety Stocks シート 1 枚のみ。1 行目をヘッダーとして認識し、2 行目以降がデータ行になります。

カラム必須説明
LocationString必須ロケーション名(登録済みの Locations.name と一致する必要があります)
ProductString必須製品名(登録済みの Products.name と一致する必要があります)
Safety StockFloat必須現状保有している安全在庫量(0 以上、製品の数量単位)

入力制約

  • LocationProduct は対象シナリオに登録済みのマスタ名と一致する必要があります。
  • (Location, Product) の組み合わせが重複している行はエラーになります。
  • Safety Stock は 0 以上の数値を指定してください。
  • 行が無いノードは「その拠点には安全在庫を置いていない」とみなされます。在庫を置いている拠点だけを 書けばよいです。
  • 最適化対象ネットワークに存在しないロケーション × 製品の行は無視され、Errors グリッドに記録されます。

自動で導出される項目

ファイルから受け取るのは安全在庫の量だけです。コストの重み付け・伝播需要・サービス水準・サイクル在庫・ 輸送中在庫は、シナリオ自身の入力データから最適化と同じネットワークモデルを通して求めます。 これにより Comparison タブの安全在庫総コストが同じ計算基準で比較できます。

保証サービス時間は最適化の出力であり、保有量からは逆算できません。そのため ASIS 結果では保証サービス 時間は 0、入荷保証リードタイムと正味補充時間は空欄になります。Analysis タブのリードタイムのグラフは ASIS 結果では空になります。